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西川製作所 社長人物伝

西川製作所 社長人物伝 第3章 社長就任の決意

製造業が自分には合わないと思っていたけれど、改めて、向きあってみるとやることをしっかりやれば、
不良がでない事を知る。
今までの様々なバイトの経験・製造業は合わないと思っていた勘違いから、
仕事はどんな仕事をするかよりも、誰とどんな環境で仕事をするのかのほうが、 よっぽど重要だと思うようになる。

経営に携わるようになったきっかけは、母が経理の仕事で会計ソフトのデータ入力をしていたのを、 時間がかかりすぎるという理由で変わってから。
自社の資金繰りや決算状況を知り、 自社の状況が想像以上に思わしくないことを知り、これではまずいと思い、資金繰りやお客さまとの応対を自らするようになっていきます。
資金繰りでは、私のやり方は間違っていると会計士に言われる。
でも、自社の資金繰りを良くするには、私のやり方が理にかなっているという悩みを抱えるようになる。

見積や単価を自分がつけるようになり、父に見積もりの出し方を教わるようになった頃から、少しずつ、0章であったような経営に関しても教わるようになる。
自分で単価を決める・お客様の対応をするようになり、自社の仕事のあり方にも疑問を持つようになった。 20年以上働いてくれていた社員さんの仕事の仕方・当時社長だった父の経営の仕方・経理等の問題を抱えながら、日々悶々とする。


2003年、結婚。私の誕生日に入籍し、その日から新居での生活が始まる。
結婚したからには、家族を路頭に迷わせるわけにはいかないと仕事に対する姿勢が変わり、仕事・社業に対する責任感が強くなった。
その矢先、新しいお客様の仕事をやらないと社長が言い出し、その会社の作業をしてくれなくなった。
この会社の仕事をやらないようでは、会社は存続できないという危機感から、社長がその仕事をしないなら会社を辞めると言って、小さなストライキを起こす。
2日後、母から、社長が作業を始めたから、戻ってきて欲しいと連絡があり、何事もなかったかのように仕事に戻った。

同年、若い社員さんが、1名入社してくれて彼と社業を発展させていくんだ・若い社員さんが入社したからには、 彼が定年になるまでの責任を全うしなくてはならないと思うようになった。
その年には、もう一つ大きな出来事があった。
それは、PCによる生産管理を社長の同意を得ずに強行したことだ。結果が出れば、理解してもらえると思って強行することにしたが、 これが後々まで父と私との間で起こったミゾの発端となる。

2006年、広島の友人から同友会という経営者の勉強会を紹介してもらう。
それまで、悩みを相談できる人がいないと悶々としていたので、悩みの相談ができるかもという期待を込めて入会。
入会した翌月の勉強会がきっかけで、経営者はもっと勉強をしなければと思うようになる。 勉強する意識が高まったので、それまで殆ど行かなかった会計士の事務所で行われたセミナーに参加し、松岡正泰氏と出会った。

この人に付いてもっと学びたいと思う。
翌年、松岡氏が松岡塾を開催している事を知り、私の3番目の師匠となる。

ある夜、母と父が父の実印のことで口論になり、母に呼ばれた。
口論の場に行き、父と色々話をする中で、今後の社業に責任が持てるかと問うと「責任は持てん」という返答。 総責任者であるはずの社長が、責任をもてんと言われ、だったら、社長を交代だとここでも強行で社長交代を決行した。
これからますます父との確執が、深まっていく事になる。


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マシニング加工 愛知県 西川製作所
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