西川製作所 社長人物伝
フリーターとなって、喫茶店で働きはじめた歓迎会でのカラオケの席で、「トレイン・トレイン」を歌った事をきっかけにバイト仲間の中で、 面白いやつだということになり、非常にかわいがってもらい、自分に少し自信が持てるようになりました。 喫茶店ということもあり、女の子が多かったため、女の友達が急激に増えいき、女性に嫌われていると思わなくなりましたが、相変わらずモテるということはなく、 「いい人ないんだけどね・・・」と交際を断られたりした。
母からの紹介で入社した製袋屋さんでは、
工場長に『仕事とはなんぞや』を教わり、西川製作所を継ぐためにその会社を退社する。
退社して20年以上なりますが、工場長との縁は繋がっています。私の2番目の師匠です。
実は、製袋屋を辞める辞めないという話の時にもう一人相談したのが、1番目の師匠であるIさんという方です。
家族ぐるみの付き合いのあった方で、私達家族のことを私が小学生の頃から知っていて、家族の事(主に父のこと)・生き方について色々教えていただきました。
のちに職安の紹介で修行のための工場に入社。
勤め始めた頃は、単純作業ばかりで製袋屋の工場長に愚痴を言いに行くと
「どんな作業であれ、そこの会社のNO.1を目指せ!」
と怒られ、バリ取りを一番早く・
一番きれいにやるためにはどうしたらいいのか考えながら仕事をするようになります。
入社して1年半後、務めていた工場をやめることになります。社風が合わない
(働いている人がサラリーマン根性ばかり)のと自分自身に製造業は合っていないな(不良ばかり作っていた)と感じたため退社。
再びフリーターとなる。
色んな職種を転々としながら、自分にあった仕事を探すが、見つかることはなかった。
色んな職種を転々としながら、自分にあった仕事を探すが、見つかることはなかった。
国内研修で知り合った広島の友人の紹介で、全国交流会を知り、全国交流会に参加した。
ある日、好きだった女性から質屋さんでバイトをしないかと誘われ、質屋さんで売り子(質流れ品をお店で中古として販売をする)ことに。
そこでは、商品の価値ってなんだろう?人や物の価値について随分考えさせられた。
自分の人生を改めて考えなおすため、テントとお米とナイフと少しの調理道具とランタンを持って、放浪のたびに出た。
あてもなく車を走らせて、長野県の名も知らないキャンプ場で毎日雨の降る中、車の中で自分はどうしたいのか?
なんで生まれたのかをもんもんと考える。
出した答えは、「自分は金持ちになりたい」
そのためにはどうするのがベストなのか?と考えた時に、
金持ちになるためのベースが自分にはあることを思い出す。
そして、西川製作所に入社することを決意する。
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